
Overview 概要
わたしたちの生活は人と物であふれていますが、時にすれ違いが起きることもあります。
大阪・関西万博で海外パリビオンという「モノ」で参加している、オランダ王国。
オランダ発祥リペアカフェに集う、ヒトとモノを巡る物語「リペア・カフェ」の上映。
オランダと日本の「ヒト」が交流して実現したサステナブル素材の魅力と資源循環を活用した、デザイン性の高い循環型製品の紹介。
オランダ・サーキュラーデーは「ヒト」と「モノ」をつなぐ発見と喜びのイベントです。
【GALLERY】
The Repair Cafe リペアカフェ「壊れたものには、物語がある」
あなたの周りに眠っている、壊れたままのものはありますか?それぞれに思い出やストーリーがあるでしょう。
しかし、大量生産・大量消費、行き過ぎた資本主義のなかを生きる私たちは、気づけばものが壊れたら新しいものに買い替えるのが当たり前になっています。お店で修理を頼んでも、新品を買う方が安かったり、自分で修理するのが難しかったりすることもあります。そんな壊れた家電や服、自転車など、あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれる場所があります。その名もRepair Cafe(リペアカフェ)。
IDEAS FOR GOOD が贈る、初のオリジナルショートドキュメンタリー『リペアカフェ』は、そんなリペアカフェ発祥の地であるオランダ・アムステルダムを舞台に、彼らの活動に密着。その中で生まれたコミュニケーションから私たちの身の回りにあるモノと人との関係性や真の豊かさを見つめ直します。
※椅子席には限りがあります事ご了承ください(立ち見でも御覧いただけます)
上映時間 13:30 ー 14:10/15:00 ー15:40
【IDEA LAB】
人とモノがつながる、未来のまちへ。
私たちは、街の資源循環に役立つリサイクルしやすい「みらいの建築」を考え、そのプロトタイプ「アップサイクルキャビン」を製作しました。本展示では、アップサイクルキャビンの製作にあたり、研究開発した成果を紹介します。
・デジタル技術を用いた設計(オランダ Madaster システムを活用)
・木材を削らずそのまま再利用する接合部
・取付け・取外しが自在な壁
国立研究開発法人科学技術振興機構共創の場形成支援プログラム (COI-NEXT)
「リスペクトでつながる「共生アップサイクル社会」共創拠点」
デジタル駆動超資源循環参加型社会共創コンソーシアムアップサイクル都市モデル分科会
オランダ発未来を変えるサステナブルデザイン
オランダ発の家具ブランド「De Vorm(デフォルム)」は、リサイクルペットボトルから生まれた独自素材「Pet Felt(ペットフェルト)」を用い、機能性・美しさ・持続可能性を兼ね備えたプロダクトを展開しています。
吸音性と柔らかな質感を併せ持つ製品群は、欧州を中心に公共施設やオフィスで高い評価を獲得。
設計から生産まで廃棄物と輸送を最小限に抑えたサーキュラーデザインを実現し、再生エネルギーの活用や植林活動にも積極的に取り組んでいます。De Vorm が提案する「From Bottle to Chair」。
未来志向のスタンダードをご体感ください。
Information 基本情報
- 企画展名
“まるっと”つなごう!オランダサーキュラー・デー
- 日時
9月23日 [火・祝] 13:00 ー 17:00
- 企画・主催
駐日オランダ王国大使館